そもそも塩分はとりすぎになりにくい

wing101

2017年04月03日 13:38

 そもそも塩分というのは、とりすぎることはないのです。なぜなら、いろいろな味の中で、一番命に関わる味だからです。
 塩分が少なすぎれば食事はちっともおいしく感じませんし、多すぎれば今度は体が受け付けません。

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 かつて私は、そば農家に招待されて、数人で手打ちのそばをご馳走になったことがあります。すると、その農家の方は、自分のそばに非常な自信がある人で、出てきたそばちょこを見ると、ただの水。水につけてそばを食べるという、いわゆる水そばだったのです。
 確かに、そばの風味を逃がさないのですが、はっきり言ってうまくありません。同行の人たちも、「風味がいい。そばの味がわかる」などと言っていましたが、内心はそうではなかったのでしょう。正直な奥さんが、「すみません。醤油貸してもらえませんか」と言ったときのみんなのほっとした表情は忘れられません。
 塩分が少ない食事は、まさに味気ないのです。スープに塩分が入っていないラーメンなんて、とても食べられたものではありません。
 一方、塩分が濃すぎても体が受け付けません。たとえば、ちょうどよい味の味噌汁に、さらに食塩を小さじ一杯入れたら、どうでしょうか。とても飲めたものではありません。これが、甘すぎたり、油っぼかったり、酸っぱすぎたりというのは、なんとか食べられますが、塩味はそうはいきません。
 塩分濃度というのは、直接命にかかわるものですから、味覚に深くかかわっているのです。ですから、味覚に異常をきたしているといった特殊な病気でない限り、そう簡単に塩分過剰にはならないのです。

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