お菓子で”晩ご飯”が油っぽくなる不思議
砂糖と油が使われている食事は、人間も動物もついつい食べすぎてしまいます。
食欲がなくても入ってしまうのですから、朝食として菓子パンが重宝されるようになるわけです。
しかし、ただでさえ現代の食事は油と砂糖でいっぱいなのに、これまで比較的少なかった朝食にまで、とうとう砂糖が進出してきてしまいました。
昼と夜の食事時間が開きすぎているので、夜には空腹になって、ドカンと油たっぷりの高カロリー食になりがちです。しかも、六時ごろには小腹を満たすために缶コーヒーやお菓子のような砂糖いっぱいの食事をする。
それに加えて、今度は朝食まで砂糖の入った菓子パン。そして、昼になると揚げ物のぎっしり詰まったコンビニ弁当や、おしゃれだけれども油いっぱいのイタリアンレストランなど。
つまり、朝は砂糖、昼は油、夕方に砂糖、夜に油という、まさに砂糖と油のサンドイッチ状態。油攻めと砂糖攻めになっているのが、現代人の食生活なのです。
これが、現代人の健康に大きな悪影響を及ぼしているのです。
もちろん、油と砂糖をいくらとっても、それが健康に影響を及ぼさなければ問題はありません。
しかし、現実はそうではありません。肥満、生活習慣病、さらには、ある種のガン、婦人科系疾患にも深く関係していることがわかってきたのです。
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