夜型のライフスタイルが女性ホルモンの分泌を乱す

wing101

2016年07月21日 23:05

 乳がんが増えている原因は食生活だけではありません。
 よく調べてみると、現代の夜型のライフスタイル全体が女性ホルモンに悪影響を与えていることがわかります。

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 たとえば、まばゆいばかりの人工的な光もまた、女性ホルモンに大きな影響を与えています。
 それがよくわかるのは、卵を生産する養鶏場です。鶏舎では夜でもこうこうと明かりがついていることがありますが、あれは光によって産卵を調整しているのです。目から光が入ることによって排卵が起き、真っ暗にしたら鶏は卵を産まなくなります。
 また、獣医さんに開くと、都会の猫は年中妊娠しているのだそうです。本来は、日照時間によってホルモンの分泌が調整され発情が起きるのですが、都会では年中こうこうと明かりがついているので、いつでも発情するようになってしまいました。
 もちろん、これは動物だけに限った話ではありません。光の影響というのは、人間の女性にとっても女性ホルモンの分泌に大きな影響を及ぽします。そのほか、ストレス、睡眠、冷えといった要素も、女性ホルモンに影響を与えます。
 いずれにしても、夜型生活は男性よりも女性のほうが影響を受けることを念頭に入れておいてほしいのです。そんななかで、夜型のライフスタイルを大きく変えるのが難しいのなら、せめて食生活だけは上手に調整して、健康を維持していっていただきたいと思います。

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